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計算が完了した結果を観察する時、2つ以上の解析結果を組み合わせることで新たな結果を生成し、実際の鋳造現場で現れた欠陥又は物理・科学的現象と一致させようとする際、Results Combination機能を使って使用者が望む結果を組み合わせることができます。2つ以上、5つ未満の結果を用いて和集合又は積集合の組み合わせができ、各結果について個別に色を指定したり、重なる地域の色を指定する機能を使い、より直観的な結果観察ができます。
鋳造解析を行うために最も基本的な設定は、格子を作成することです。 AnyCastingで格子作成は、同じサイズの格子を作成するUniform Mesh、特定の区間にユーザーが格子の個数を設定して格子を生成するVariable Mesh方法で構成されています。 解析時間を短縮するためには、Variable Meshを利用して適正数の格子を作成しなければなりませんが、解析経験が少ない初心者は難しい方法です。 Auto Meshは、初心者だけでなく、既存のユーザーも格子作成に関する困難を解消するために、X、Y、Zの各軸に対する1クリック、合計3回のクリックにより格子作成ができる機能です。
多数のエンジニアに解析結果を共有するためには、結果が確認できるプログラムを複数のPCにインストールして、各結果に関する詳細な事項を確認する必要があります。 しかし、多くの結果確認プログラムの設置は、複数のプログラムの導入が必要なので、現実的に困難が発生します。 Real Post on Power Point機能は、特定結果を別途保存してパワーポイント中でも結果確認プログラムと同一なレベルの観察ができるように考案された機能です。 既にパワーポイントがあるPCは結果共有が可能であり、現場での解析活用度を上げることに大きく役立つ機能です